埋込タイプの業務用エアコンは、天井の部分とフラットに設置することができるため、空間を有効に活用できると言う特徴を持っています。最近では天井が比較的高いオフィスが増えていますが、しかし都心の貸しオフィス等の場合には効率の良い収納を行うためにそれぞれのフロアの天井が比較的低く、業務用エアコンを設置する場合に問題となってしまうことも少なくありません。天井が低くその部分に通常の業務用エアコンを設置すると、さらに天井が低く突起物が発生することになるため、作業を行う上で様々なトラブルが発生することも多くなるので注意が必要です。また圧迫感を生じるため作業がしにくくなってしまうと言う心理的な問題もあり、非常に悩ましいものとなっているのが実態です。

埋込タイプの業務用エアコンは空間を広く利用することができるほかに、その吹き出し口が天井に沿って水平に吹き出す形になるため、効果的にフロアの隅々まで空調を整えることができるのが特徴です。特に夏場は局所的に冷えてしまうといったことが多く、席を自由に移動できないオフィスの場合には冷えすぎて使用できないスペースが発生することも少なくありません。そのため、その部分の温度を整えるために空調を弱くすると、他の部分が暑くなってしまうといった問題が発生するためその調整に苦慮することも多いものです。埋込タイプの場合にはこのような心配がなく、効率的にフロア全体の空調を行うことができるのが特徴です。