近年は業務用スーパーというお店が流行っているように、家庭用の物を売っているお店との差別化がはかられています。これは食品に限ること無く、様々な機械についても同様の事が言えます。例えば業務用のエアコンを考えると、確かに機械本体はとても高いのですが、その分パワーは圧倒的に強いので、短時間で一気に冷やすことが出来るのは大きなメリットですし、大きな広い部屋を冷やすのに、家庭用のエアコンでは設定温度をマックスに下げたとしても、恐らく設定した温度まで下がることはないでしょう。しかも設定温度を下げてもそこまで下がらないと言うことは、ずっとフルパワーで動かし続けなければならないので、電気代も高くなります。

それならば本体が高い業務用のエアコンを入れるのが、長い目で見れば効率的です。またエアコンの取付工事についてですが、こちらの方も業務用だからといって、特別に取付の費用が高いわけではありません。概ね5万円から20万円程度となることが多いのですが、それは設置箇所やホースの太さなどの材料の費用が高くなることによる金額なので、特別に業務用エアコンだから取付費用が高くなっているというわけではないです。家庭用であっても、室外機から本体までの距離が遠かったりすると、取付費用は高くなります。

ですから初期投資を惜しんで家庭用を入れるというのは、企業に取って愚策ということです。その点を踏まえて検討することをおすすめします。